価値観とは何か?自分軸の見つけ方【例と書き方のアドバイス】

価値観とは何か?自分軸の見つけ方【例と書き方のアドバイス】価値観・ミッションを見つける
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そもそも価値観って何なの?どういうものが価値観なの?どうやって見つけたらいいの?

こんなふうに思っているあなたのために、この記事では価値観とは何か、価値観を明確にする上でのアドバイスと、価値観の例を書いてみます。(ここで言う価値観とは、自分の人生の根幹となる支配的価値観のことを言います)

僕はフランクリン・プランナーに出会ってから、ずっと価値観を掘り下げるということを続け、24年経ちました。何度も何度も見返しては書き直してきたので、価値観を掘り下げるという行為は、かなりやってきたほうだと思います。

また、今は価値観を掘り下げるのお手伝いさせてもらったりもしているので、その学びも含めて書いてみたいと思います。価値観の明確化の参考になれば幸いです。

価値観とは何か

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結論からいうと、価値観とは「自分がもっとも大事だと思っていること」です。

でも、それは無意識に思っていることであって、自分で明文化しない限り、それが何であるかは自分でも自覚できません。

何を大事に思っているかによって、あなたの判断が変わります。

あなたの判断が変わることで、行動が変わります。

なので、価値観とは判断基準の元になるものでもあります。自分が大事だと思っているから、それに基づいて判断し、行動しているわけです。

あなたは、無意識に自分が大事に思っていること=価値観に照らし合わせてモノゴトを判断して、行動しています。

価値観は作るものではなくて見える化するもの

価値観というのは、作り出すものではありません

自分の無意識下にある価値観を「見える化」し、意識できるようにすることが必要なだけで、無理やり作って設定するものではありません。

無意識下にある価値観を明確に「見える化」して意識し、大事だと思っていることをちゃんと行動につなげることで、理想の生き方ができるようになる、というわけです。

価値観を明確に見える化することで、自分の軸がしっかりして行動がブレなくなります

価値観に正解は無い

価値観に正解はありません

価値観はすでにあなたの無意識下にしっかりとあり、あなた独自のものであり、こうでなければならないというものもありません。

無意識下にあり、見えていないだけなので、発掘作業=見える化する必要があるだけです。

正解を見つけるのではなく、自分の中にある輝くものを見つけると思って、発掘作業をして、明文化していきましょう。

明文化した価値観って具体的にどんなものなの?

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価値観を明確にする、と言われても、どういったものが明確に明文化された価値観なのか?ということがわからないかもしれません。

そこで、ここでは、価値観ってどう表現すれば良いものなのかということについて解説してみます。

本来価値観はどのように表現しても良いのですが、長年の経験上、この形式にしておいたほうが、より自分に力をもたらすことがわかったので、それを紹介してみたいと思います。

価値観の中身はどういったもの?

価値観を明文化する上で、どのように書き出せば良いのかというポイントは

  1. 自分の在り方を書いている
  2. 「〜べき」ではなく「〜である」という自分からの意思を書いている
  3. 自分でどうにかできることを書いている
  4. 現在進行形で書いている
  5. 価値観の説明文を書いてある

の5つです。この5つに基づいて書き出すと、明文化した価値観を読み返したときに、自分に力を与えてくれるようにます

1.自分の在り方を示している

自分が「どうありたいか」どうあることが大事だと思っているか、ということを明確にします。

ここでいう在り方というのは、「時間を大切にしている」や「常に勉強している」といったような、自分の根本的な行動指針も含みます

例えば、「正直である」という価値観は、自分は人に対していつも正直でいることが大事だと思っているということを表しています。その価値観を見える化して意識するから行動が変わります。

また、「時間を大切にしている」といった行動指針は、それを意識していることで、他の行動が変わるので、これも在り方の一つといえます。

要するに、自分が大事に思っていることを、ちゃんと大事にしている理想の姿を明文化することです。

2.「〜べき」ではなく「〜である」という自分からの意思を書いている

「〜するべき」というのは自分の価値観ではなく、外から与えられた価値観になってしまうので、これはあなたの価値観ではありません。

「正直であるべき」などという表現は、正直で無いといけないという意味になってしまいます。それは、正直でいないとダメなんだ!ということになってしまい、外から与えられた価値観を表現しただけのものになってしまいます。

あくまで、「自分がこうありたい」という想いからの表現でないといけないです。同じ「正直」という価値観でも「正直であるべき」ではなく、「正直である」という表現で、自分発の意思の表現にしましょう。

3.自分でどうにかできることを書いている

例えば「尊敬される人である」という価値観は、要注意です。尊敬するかどうかは他人が決めることなので、自分がどうにかできることではありません。

この場合、尊敬される人であるために、どうあればいいのかと掘り下げることが必要です。人はどんな人を尊敬するのか、尊敬される人になるために、自分は「どうありたい」のか、と掘り下げていくことです。

具体的には、自分が尊敬している人のどんなところが尊敬できるのかを洗い出し、自分もそうありたいと思っているのであれば、それを自分の価値観として明文化することです。

他人の意思に関係なく、自分の意思にフォーカスしましょう。

4.現在進行形で書いている

価値観を明文化するには、「すでにそうなっている」ように書くことです。

さきほどの「正直」という価値観であれば、「自分は常に正直である」というように、すでにそれができている、現在進行形でやっている形で明文化することです。

現在進行形にすることで、すでにそれができているということを自分に見せ、自分をそこに向かわせることができるからです。

これが、「自分は常に正直であるように気を付ける」だと、ただの指標になってしまい、できなくて当たり前、できたらいいな、という表現になってしまうので、自分自身に対して説得力がありません。

自分を奮い立たせ、ブレないようにするために明文化するので、現在進行形で表現するようにしてください。

5.価値観の説明文を書いてある

価値観を見出したら、その価値観に自分なりの説明文を書いておきましょう。

例えば、「自分は常に正直である」という価値観があるとして、あなたの思う正直とはどういう状態なのか、何をもって正直ということなのかということを、自分なりに説明文を書いておきましょう。

こうすることで、価値観を見返したときにその意味を考える必要がなくなり、価値観の読み違えを無くすことができます。(人はその時都合の良いように解釈してしまうので、明確に説明文を書いておかないと、その時の気分で価値観を読み違えたりすることがあります)

例えば、

価値観:自分は常に正直である
説明文:自分は誰に対しても嘘をつかず、常に正直である。嘘をつくと、嘘が嘘を呼び、良い結果にならないことを知っている。
このように、その価値観を自分がどう解釈しているかを明文化しておきましょう。価値観に正解は無いので、あなたが納得のいく、自分を奮い立たせる解釈で良いんです。

価値観を見つけるには

虫眼鏡

価値観を見つけるには、以上のことを踏まえた上で、自分は何を大切に思っているだろうか?ということを自分に問う、自己対話が必要になります。

ここでは、その取り掛かりに有用な質問を3つだけ挙げてみますので、考えるきっかけにしてみてください。

あなたの尊敬する人は誰?その人のどんなところが尊敬できる?

実在する人でも、歴史上の人物でもかまいません。また、マンガのキャラクターであってもかまいません。

この質問は、あなたが尊敬する人が持つ在り方を探るものです。あなたが尊敬しているということは、あなたもその人の在り方に魅力を感じているということです。魅力を感じるということは、同じような価値観を持っていることがほとんどなのです。

なので、自分が尊敬できる人の在り方を探ることで、あなたが無意識に持っている価値観を見つけることにつながります。

あなたが亡くなったとき、周りの人になんと言われたいですか?

これは、あなたが亡くなってお葬式をするとき、誰がどんな弔辞を読んでくれているかを想像してください。自分が死んだ後に、こう言われたら嬉しいなぁということを想像してみてください。

この質問は、あなたが周りにどんな影響を与える人でありたいか、ということを明確にしてくれます。生きている以上、人は必ず他人に影響を与えます。その影響が、悪いものより良いものでありたいですよね。

あなたは、どんな影響を与えて、それによって弔辞を読んでくれている人はどうなったのでしょうか。どう感謝してくれているのでしょうか。そうしたことを想像してみてください。

自分が大事にしている行動はなんですか?それは何故ですか?

例えばあなたは、必ず朝5時に起きるようにしているとします。それは何故でしょうか?

また、あいさつは必ず自分からするように心がけて実践しているとします。それは何故でしょうか?

絶対に渡っても危険ではない信号でも、赤の時は必ず青になるまで待っているとします。それはなぜでしょうか?

このように、自分が普段から気をつけていること、こだわりをもって守っている良い行いは、なぜそうしているのか、ということを考えてみてください。

なぜ?なぜ?と掘り下げていくと、あなたの価値観が見えてきます。

価値観を書き出すときのコツ

書き出す

これら3つの質問だけでも、あなたの内面に問いかけるきっかけにできると思います。手始めにこれらに答えてみてください。おそらく芋づる式に、いろんなことが思い浮かんでくると思います。

コツは、とにかく「なぜ?」を繰り返して、これ以上理由が言えないというところまで掘り下げることです。

なかには「どうしても」といか言いようのないものも出てくると思いますが、その時はそのままで良いです。自分が納得できればそれで良いのです。

価値観を明文化する手順

1.まずはたくさん書き出す

まずは、これが大事だなと思ったことを、とにかく沢山書き出してみてください。説明文は後で書くので、まずは価値観のもとになる言葉をたくさん書き出してください

2.似たものをまとめる

たくさん書き出してみると、似たような言葉がたくさん出てくるのが普通です。似通ったものはまとめて一つの言葉で表現してみましょう。

また、出てきた言葉を言い換えたりして、自分が納得できる表現にしてください。

3.価値観を5個〜15個ぐらいまでにまとめてみる

価値観の数も、正解はないので、いくつでもいいのですが、5個〜15個ぐらいを目安にされると良いでしょう。

4.説明文を書く

価値観が出せたら、それら一つ一つに説明文を書いてください。この説明文も正解はないので、あなたが納得のいく、自分を奮い立たせる解釈を書いてください。

5.価値観に優先順位をつける

書き出した価値観に優先順位をつけ、1番大事なのはどれか、2番目に大事なのはどれか・・と、考えて並べ替えてください。

極端なことを言うと、命をかけてでも大事にしたい価値観を1番に置いて、そこから優先度を考えてみてください。

ここでは、書籍「TQ-タイムクエスト」からの引用を読んでいただくのがわかりやすいと思うので、以下引用します。

 私の価値観の中には「すべてにおいて正直でいる」というものと、「経済的に自立している」というものがある。では、今、私が経済的に困っているとしよう。そして誰かが、私の家族の長期的な経済安定を一〇〇パーセント保証する方法があると言ってきた。しかし、一つだけ問題がある。法律を犯さなければならない。おそらく捕まることはないだろうが、道義的には問題が残る。どうしたらよいだろうか。

 これは、どちらの価値観が優先順位が高いかの問題になる。私のリストを見ていただければすぐ分かることだが、「経済的に自立している」は一二番目であるのに対して、「すべてにおいて正直でいる」は八番目である。ということは、経済的な自立が私の望みであることは確かだが、正直でない手段でその自立を獲得することはしないということだ。つまり、私にとっては、正直であるほうが経済的な自立よりも大切だということなのである。

 価値観に優先順位をつけていなければ、「心の安らぎ」をもたらしてくれる選択であるかどうか分からないまま、二者択一の決定を下さなければならないという事態が起こる。自己正当化や妥協といったものが入り込んでくるのはこのときだ。優先順位がはっきりしていないときには、普段よりも安直に、「自分は間違っていないのだ」と自らを正当化しやすくなっているのである。

「家族が大切なのだから、このお金はその家族のために役立てられればいいはずだ」

 優先順位があやふやだと、行動が価値観や原則によって決まるのではなく、自分にとって短期的に望ましい結果かどうかで決まってしまう。これは「結果が手段を正当化する」という考え方である。いつでも起こり得るこの問題の改善方法は一つしかない。あなたの心の中でしっかりと価値観のランクづけをすることだ。

ハイラム・W・スミス. TQ-心の安らぎを得る究極のタイムマネジメント
(Japanese Edition) (Kindle の位置No.1603-1623). Kindle 版.

このように、価値観に順位付けすることで、判断に迷うことがなくなります。じっくり考えて順位づけをしてください。

明文化した価値観の活用法

花火

せっかく明文化しても、そこで満足してしまってはいけません。ちゃんと活用しましょう。

どのようにして活用すれば良いかというと、とにかく毎日見返すということです。

僕は、いつでも見返せるように、手帳に書いたものを挟んでいますし、スマホにも入れてあります。(スマホにはOneNoteというアプリに入れてあります)

できれば、朝、出かける前に読み返すことです。見返すと、背筋がシャキッとする感じがすると思います。

価値観を意識できる時間をきちんと持つことで、判断に迷わず、行動を整えることができます。自分の軸をしっかり意識でき、筋の通った行動ができるようになります。

自分の行動を変えるために、価値観の明文化の作業があります。しっかり読み返して活用してください。

価値観は常にアップデートを

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毎日読み返していると、表現を変えてみたくなったりすると思います。その時は、よりしっくりする表現にアップデートしていきましょう。自分に力を与えるための価値観なので、自分がより力を得られる表現に積極的に変えましょう。

また、価値観は変化していきます。年齢を重ねるにつれ、考えも変わるし、環境も変わっていきます。書いてある価値観に違和感を感じてきたら、自分に向き合う時間をとって、価値観の書き換え作業もやりましょう。

僕は年に1回お正月に時間を取って全部見直して、アップデートするようにしていますが、日々の生活の中でも、違和感を感じることがあったらその都度書き換えています。

自分の成長とともに価値観も変化していくので、常にアップデートしていきましょう。

参考書籍

価値観の例や重要性についてもっと学びたいという方は以下の2つの書籍を読むことをおすすめします。

最後に

ずいぶん長くなってしまいましたが、価値観について今までの経験をもとに綴ってみました。

価値観を明文化して、ちゃんと読み返すことで毎日が変化するということを経験してきたので、この経験を一人でも多くの人にシェアできると嬉しいです。

あなたの中には、すでに輝くものがあります。それを価値観という形で明文化し、その価値観に基づいた生活をすることで、心の安らぎを感じてもらえれば幸いです。

最後までお読みくださってありがとうございました★

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