TTPって知ってますか?
TTPとは「徹底的にパクる」の略です。徹底的に真似をすると言う意味です。
何かを学ぶとき、先輩や、師匠などのやっていることを徹底的に真似してみましょう。ポイントは「徹底的に」というところです。
中途半端な真似ではだめで、徹底して真似をすることがポイントです。
真似るコツ
まずは、目に見えるところから真似をしてみましょう。やっていることをじっくり観察して、その通りに寸分違わずやってみることです。
真似することに集中して、ちょっとしたことも見逃さないように、しっかり観察し、徹底的に真似してみましょう。
このとき自分の考えを入れず、そのまま真似してみることがポイント。もっとこうしたほうが、という考えを一旦横において「そのまま」やってみることです。
武道などの「守・破・離」の守を徹底する
真似できるようになったら、今度は、それを「守」ってみることです。その型が身につくまで真似したことを守ってみてください。
ここでも、下手に自分で効率化などを考えずに、守ることに徹します。まだ破ったり離れたりしないで、徹底的に守ってみてください。
ここを蔑ろにすると、せっかくの真似が無駄になってしまいます。
TTPは本質を知るのが目的
徹底的に真似して、全く同じようにできるようになり、それを守れるようになったら、それで終わり、ではありません。それは、まだうわべをパクっているのに過ぎません。
ものまねがうまくなることが目的ではなく、徹底的に真似したことを根っこから身につけることが必要なわけです。
ここでいう、徹底的な真似の根っこというのは、なぜその行動をしているのかを知るということです。つまり、真似していることの本質を知って、そこを身につけるということです。
本質を見抜く方法
じっくり真似して、それを守っていると、なぜこうしているんだろう、これをしている意味はなんだろう?という疑問がでてきます。
それをじっくりと考え、なぜ?という問いを繰り返してみることで、様々な気づきが得られ、本質がわかるようになります。
この本質まで見抜いて、それを身につけられて、はじめてTTPができたことになります。
まとめ
徹底的にパクるというTTP。
まずは、徹底的に真似をすることです。
真似できるようになったら、その本質を見抜き、本質の部分までをしっかりパクりましょう。
徹底して真似をすることで、その本質までもしっかり理解して、本当の意味でのTTPを実践しよう。
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