人がお金を払う時はどんなときでしょう?
あなたはどんな時にお金を払ってモノを買うでしょうか?ざっくりですが、以下のようなステップを踏むと思います。
- 商品サービスのことを知って、興味をもつ
- それがあると、どうなれるのかを想像する
- 本当かどうか、怪しくないかを考えてみる
- 値段をみて、割りに合うかを考える
- 全てクリアして、購入する
自分にどんな得があるかを考える
これがあったら、どうなれるのか、その時の自分の姿や気持ちを想像しますよね。
この服を着たら、素敵に見えて、モテるかもしれない、とか、このサービスを受けると、自分がこんなふうにバージョンアップできるかもしれない、など。
素敵な「自分」やカッコいい「自分」のことを考えると思います。
これ、ベネフィット(=理想の未来)を思い描いているんですね。
次に、疑ってかかってみる
次に、本当にそうなれるのかなぁ?とか、もっといいものがあるんじゃないかと、疑ってみますよね。
そして、これを売っている人やお店、ブランドが怪しくないかを考えると思います。ここは、この人は信用できるんだろうか?と、疑ってかかってみると思います。
ここで、慎重な人は、いろいろと調べて、その裏をとります。本物だろうか、怪しくはないだろうか、と、様々な情報を元に判断します。
ここをクリアして安心できると、買ってもいいかな、と思えるようになります。
これはブランド力だったりするわけです。すでにブランドとして信用されていれば、このステップは省略されることもありますし、そもそも、そのブランドだからこそ欲しいと思われることもあります。
そして、値段と価値を比べます
確かに良いんだけど、ちょっと高いなぁ、とかもっと安いものがないか、本当に価格に見合ったものだろうか?と思い止まります。
慎重な人は、ここでもいろいろと調べてみてじっくりと検討するでしょう。本当にこの価格を払う価値があるものなのかどうか、他社のものと比較したりするかもしれません。
こうして検討した結果、これらをクリアして、それを手に入れるためのお金の段取りができたら購入に至ります。
この不安要素を取り除けば売れる
このステップで、買う人が思っていることを先回りして解決してあげれば、売れるようになります。
理想の未来=ベネフィットをありありと見せて手に入る未来をわかりやすく描かせてあげましょう。こんなに素晴らしい未来が手に入るんですよ、と、ベネフィット伝えることです。
あなたや、商品サービスがいかに優れていて、それが怪しいものではないという事をきちんと伝えましょう。ブランド力が無いなら、信頼してもらうために、きちんと情報をお伝えしましょう。
この商品サービスには、きちんと効果があるということを伝えると共に、価格以上のお得感を感じられるように、しっかりアピールしましょう。
このように、買う人が思うことを先回りして、こちらから伝えておけば、不安要素を先に解消することができるので、売れやすくなります。
まとめ
購入する人の頭の中を想像して、そこでの不安や疑問を解消すること。
これを先回りして、きちんと伝えれば商品サービスは売れます。
お客様目線というのは、こういうことです。
買う人の身になって、安心して購入してもらえるように伝わるメッセージを作ろう。
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